フィロデンドロン・メリノリーゴールド

【植物名】　フィロデンドロン・メリノリーゴールド　/　Philodendron "Melinonii Gold"

フィロデンドロン・メリノリーゴールドは美しいライムグリーン～イエローの葉が特徴的な熱帯植物で、原産地は中南米熱帯雨林ですが、交配種の為正確な産地は不明です。

『メリノリー』はおそらく原種『Philodendron melinonii』から。これはギアナ地方の熱帯雨林に自生する大型のフィロデンドロンです。色素異常(黄化)を起こした園芸的に選別されたクローン品種が増殖されて、流通名にゴールドがつけられたのではないでしょうか？

市場ではフィロデンドロン・レモンライムやフィロデンドロン・ゴールデンゴッテスと混同されることが多いですが、成長の癖として、メリノリーゴールドはロゼットから立ち上がりに成長する特徴を持っています。

葉が大きく、薄めなことが多い為、角度や光の当たり方によって葉脈の透け方が違うのが特徴です。光に透かすとステンドグラスのような印象を持つこともあり、観察が好きな方にはたまらない1本です。

NASAの研究では、フィロデンドロンは有害物質(ホルムアルデヒドやベンゼンなど)を吸収する能力があるとされており、室内の空気をきれいにする植物としても有名です。

フィロデンドロンはギリシャ語の『フィロ（愛)』＋『デンドロン(木)』が由来で木を愛するという意味を持っています。「愛の木」を意味しており、また花言葉も「愛の木」です。
なので、夫婦の記念日や結婚祝いで大切な人にお贈りするのも素敵でおすすめです。

【日当たり・置く場所】
熱帯雨林が原産なので、高温多湿な環境を好みます。湿度の高い環境を好むため、葉水(霧吹き)をしてあげるとより美しい葉を維持できます。
成長は早めなので十分なスペースを確保してあげると見事な姿に育ちます。

室内の明るい場所で管理してください。直射日光は葉が焼ける場合があります。カーテン越し程度の光が良いでしょう。むせるのを嫌うため、風通しの良い場所に置くのがおすすめです。耐陰性もあり、乾燥にも強い品種ではあるので、初心者の方にもお勧めです。

■■さらに楽しみたい方へ■■葉の色は『ストレス』によって劇的に変わるので、少し暗めな場所に置くと緑が強くなりがち、強光ストレスだと黄色がさえるが、焼けやすくなる、肥料大目にすると葉が濃いくなるが艶はなくなりがち、といった風に環境管理によって好みのゴールドに調整可能です。

【水やり】
約１週間から10日に一度、土がカラカラになった際お水やりをしてください。土の状況を見て乾いたら水やりするのがおすすめです。夏はむせるので上げ好きに注意、冬は水の吸い上げが弱くなるので、できる限り乾燥気味での管理が望ましいです。湿度は好きなので、葉水はほどほどにしてあげてください。

全体サイズ：W150ｍｍ×Ｄ120mm×Ｈ200ｍｍ(Ｗ＝横幅、Ｄ＝奥行、Ｈ＝高さ)

※バーレルプランツ盆栽の植物たちはの幹の形がすべて違うため、
すべてが1点ものとなります。
※返品交換はできません。
※枯れ保証はありません。