【植物名】 ネオレゲリア・Neoregelia spp.
ネオレゲリアは、パイナップルの仲間で、主に熱帯雨林に自生している着生植物です。葉が放射状にロゼット状に広がり、中心部に水をためて生きる仕組みを持っています。
属名「Neoregelia(ネオレゲリア)」は、ドイツの植物学者レゲル(Regel)氏にちなんで名付けられたもの。「ネオ(新しい)」+「レゲリア」で、「レゲルの新しい植物群」という意味です。
花は目立ちませんが、葉の模様や色がとても鮮やかで観賞価値が高く、観葉植物として世界中で人気があります。
一般的な植物は「花」が主役ですが、ネオレゲリアは葉そのものがアート。
赤、ピンク、紫、緑、白などが斑模様になっており、特に「中心が赤く染まるタイプ」は開花期のサインでもあります。
中心部に雨水をためて水分を確保する「タンクタイプのブロメリア」です。
葉の隙間にたまった水には、虫やカエルが住みつくこともあり、自然界では小さなエコシステムができています。
日照量によって葉の色が変化するのもネオレゲリアの面白いところ。
明るい場所では斑が鮮やかになり、日陰だと緑が強くなりがち。「日焼け」も模様として魅力的に映る場合があります。
ネオレゲリアの花は一生に一度だけ咲きます(中心に小さく咲き、地味)。その後は株が枯れ、周囲に子株(パピー)を出して次世代へ。
葉の中にボウフラやカエルが住むこともあることから、英語では“tank bromeliad”(タンクブロメリア)と呼ばれます。
NASAの空気清浄植物ランキングには載っていませんが、空気中の水分を調整しやすい植物ともいわれています。
【日当たり・置く場所】
室内の明るい場所で管理してください。直射日光は葉が焼ける場合があります。カーテン越し程度の光が良いでしょう。むせるのを嫌うため、風通しの良い場所に置くのがおすすめです。
【水やり】
約1週間から10日に一度、土がカラカラになった際お水やりをしてください。土の状況を見て乾いたら水やりするのがおすすめです。夏はむせるので上げ好きに注意、冬は水の吸い上げが弱くなるので、できる限り乾燥気味での管理が望ましいです。中心のタンクに水を保ちつつ、株元も乾かしすぎないように管理しましょう。蒸れに注意。10度以上の場所が理想です。
サイズ:W400mm×D260mm×H330mm
(W=横幅、D=奥行、H=高さ)
※バーレルプランツ盆栽の植物たちはの幹の形がすべて違うため、
すべてが1点ものとなります。
※返品交換はできません。
※枯れ保証はありません。